kodawari-shijimi
涸沼川水産の大和しじみに関して

腰引き漁でしじみをご用意しております

Pocket

冬季は腰引き漁が解禁されます

涸沼湖は資源保護のために沿岸まわり10mが保護区となっています。
しじみは水温が下がるとともに20-30cmほど湖底に潜るので捕りにくくなります。
そのため冬季(12月~3月)になると保護区が解禁になり普段入れない浅瀬に入って漁をすることが可能になります。浅瀬は船が入ることができないため、水に直接入り腰引き漁を行います。

1度に採れる量はこれくらいです。
ほとんど石や木でしじみは数粒ほどです。 

腰引き漁は普段船の上から行っている手掻き漁と同様にしじみにストレスを与えにくいため弱らせることなく鮮度を保つことのできる漁法の1つです。

私の祖父が漁をしていた30年、40年前はしじみは2尺ほど潜っていたそうです。
私が幼い頃は涸沼湖の水面でスケートができましたが、今はそこまでは凍りません。
温暖化のせいか水温が上がったようです。

今年は不漁です

漁では横幅12ミリの漁具を使います。
横幅12ミリは2年もののしじみです。そのためしじみ漁は2年前のしじみの産卵に関係してきます。今年は2年前の産卵と夏の高水温により資源が少ないようです。そんななか今年の産卵はとても良かったので2年後が楽しみです。

なぜ冬のしじみは美味しいの

冬の潮まわりにより遡上塩分濃度が上がり浸透圧も上がります。しじみの圧力もあがることで旨味成分もあがるため冬のしじみは美味しいです。

涸沼川水産のしじみが1年中美味しい理由

冬のしじみが自然に高浸透圧がかかり美味しいように、涸沼川水産では高浸透圧水槽にて冬のしじみ本来の味を1年間同じ品質を保ちご提供しています。高浸透圧をかけるということはしじみにストレスをかけるので、お客様にご提供する直前に高浸透をかけます。

冬季はお買い求めご希望の方はご予約をお願いいたします

冬季の漁は不定期に行いますのでご予約確認してください

Share this!!